勝間「世界中の経済学者がデフレ脱却の処方箋を書いてくれました。答えはきわめてシンプル。おカネの供給を増やせばいいのです。そのためには日本銀行という選挙で選ばれないエリートたちを動かす必要があります。それは政治の役割です。私たちがデフレの差をしっかり認識して,声を張り上げていけば必ずその声は政治を動かし,結果的に日銀のエリートたちも無視できなくなります」
私は同意できない。このメッセージは正しくないし,有害であると思う。
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私は,勝間氏が目指していることを実現するには,時間整合性の問題を克服できる道を見つけて,学界を説得する方が早道だし,正しい道だと思う(勝間氏ではなく,勝間氏のブレーンの仕事になるだろうが)。各国の中央銀行は学界の動向を追っており,経済学者を招待した研究会議も多数おこなわれている。その他の交流も合わせて,経済学者は中央銀行の政策形成に影響を与えており,日本銀行も例外ではない。
勝間氏の目指す道は,そうした営みを破壊して,学界の議論に十分に耐えられない意見を通してしまうことになる。
勝間氏が,デフレが問題である,国民がデフレの問題点を自覚しよう,と言うのには同感だ。日銀が何の努力もしないとしたら,それも問題だ。だが,できることと,できないことは見極めよう。この記事の冒頭に戻るが,かんたんな方法がある,それをこうした方法で実現しよう,ということには賛成できない。衆愚金融政策のすすめ,に陥ってはいないだろうか。
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ひどく真っ当な意見であるとおもう。
結局、このくだらないリフレ・インタゲ祭りは、数カ月前まで勢いが衰えていたマクロ経済が専門とはいえないリフレ派の人たちが、勝間氏というピエロがやってきて、そのお祭りに党派的に乗っかったということだよね。もちろん、インタゲ政策をとったら何らかの偶然が働いて上手くいかないともかぎらないけれど、もう技術的な議論としては終わってるよね。むしろ、このように技術的には正しくないと推定されることを錦の御旗に掲げて「衆愚政策」をやろうと試みている党派がいるということのほうが空恐ろしいと思うよ。
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